・刀身
江戸時代後期・天保年間(1830~)頃、武蔵國江戸下谷御徒町の刀工「大慶直胤」平造りの短刀です。刀身の状態は古砥で地鉄は小板目肌よく摘み地沸きつき、刃紋は沸き出来の丁子互の目乱れ刃紋です。帽子はやや乱れ込み尖り返り、中茎は浅い刃上がり栗尻で切りの鑢目が確認でき後銘が切られています。
・状態
刀身の状態は差し表は切先横手に擦れがあります。古砥ぎで曇りがありますが、目立つ疵気はありません。差し裏は切先に擦れと小錆があります。表と同じで特筆する疵気はありません。まずは状態は良いかと思います。その他は刃切れ、膨れ、撓え、刃毀れ、曲がりなどはありません。
・拵 え
小柄櫃を設けた黒蝋漆塗りの鞘には、五三桐紋の蒔絵が入っています。柄・合口・栗形・裏瓦・責め輪・鞘尻を金泥漆塗りにしています。合口造りの柄は出し鮫貼り黒漆塗りで、丸に五三桐に連紋の目貫が付いています。家紋入りの確りとした腰刀拵えを模して、職人の手により時代拵えの写し及びオリジナル創作に近代及び現代に本漆塗にて造られた拵えです。※写真の小柄は撮影用のダミーで本品には添付いたしませんのでご注意ください。
☆参考サイズ・ダミー小柄袋及び笄・馬針袋寸法(cm全長×袋長×袋幅×袋厚さ)
・小柄袋小(短刀用)18.5×7.5×1.1×0.35
・登録 栃木県 第3432号 昭和26年6月27日登録
栃木県教育委員会にて確認済
・表銘 「大慶直胤(花押)」
・裏銘 「天保□年仲春」
・刃長 九分(27.0cm)
・反り 0.00cm
・目釘穴 1 個
・元幅 2.55cm
・元重 0.55cm
・茎重 0.60cm
・拵え全長 45.0cm
・鑑定書等 未鑑定
・発送荷物サイズ 80cm
★☆★最近、落札後に連絡が無いなど悪戯入札が増えている折から、評価の低い方や新規(0評価)や一桁評価の方、また悪い評価のある方は、誠に申し訳ありませんが終了直前でも入札をキャンセルさせて頂く場合があります。
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※落札品に対する領収書の発行は一切お断りしております。★☆★
※御落札の節は商品の中に登録証とともに所有者変更届けを同梱してあります。御署名押捺のうえ同封の封書にて銃刀法で定められた20日以内に、該当教育委員会へご提出ください。
質問には出来るだけ応じますので、不明の点は必ず確認し落札後はノークレーム・ノーキャンセル・ノーリターンで宜しく御願い致します。登録証・鑑定書などの不正がある場合は返品可能ですが、それ以外の理由ではお引取りは出来ません。刀身は古い物なのでヒケや錆、小疵などある場合がありますので異常に神経質な御方の御入札は御遠慮下さい。