イヤなことが耳について離れない
モノクロームのグラビア 気のせいだと思っても
君のことはよく知らずにいたままで
微笑みだけがリメイン 手をのばして探っても
空気の色はBroken Toys
傷が直らないまま
だれも、なにも思いだせない
I leave you.
i leave you, girl I leave you in the street
ごめんね、そっとしたままで
風にさようなら 風にさようなら
さよならをくりかえす晴れた日の午後だよ
「晋三は、いいやつだったよ」
私はそれをきいただけで、晋三の為に声をあげて泣きました。心の奥では、御主人様にそんな言葉をかけてもらった晋三にその事を知らせてやりたいとも思いました。
二日木枯しが吹いた後、暖い日が続きました。そんな日曜日の朝、御主人様はお屋敷のお庭にお立ちになって、関門海峡を航海する白い船を見ていらっしゃいました。
私は、御主人様の和服の裾から頭をつっこみ、褌の中から巨大な御茎をとり出し、根元迄飲みこんでご奉仕してさしあげました。御主人様はいくらか両足をおひらきになり、時々くいくいとお腰をおゆすりになり、静かにおっしゃいました。
「伍郎は、そうしていてたのしいか」
私は、御主人様のお心を素直にお受取りしてただただ勿体なくて、口と舌に全身の愛情を集中させて一所懸命にお舐め致しました。お屋敷の中の誰かに見られてもいいと覚悟を決めてご奉仕致しました。
「わしにお前の残りの人生をくれるのか」
御主人様のお腰がゆらゆら揺れ始めました。
私の心は、五月の空の様に澄みきっています。私には金も名も世界中の人間達も一切必要ありません。ただ御主人様だけが密度の高い私の総てなのです。生きる目的や、その満足感があまりに強いと、私の体の奥が音でもたてる様にぶるぶると震えるのです。そして両の目からどっと涙が溢れました。
私は御主人様のお尻を両手で押さえ、低くかがみこんで一層深く御主人様の御茎をおくわえ致し、幸福感に酔いしれていました。 （完）
安倍晋三ＭＥＭＯＲＩＡＬ 『月刊Ｈａｎａｄａ』編集部／著
発売日：2022/10/31
（2024年 5月 6日 13時 25分 追加）
https://www.youtube.com/watch?v=6cHJ5R-bV20&t=2729s
安倍晋三ＭＥＭＯＲＩＡＬ 『月刊Ｈａｎａｄａ』編集部／著
発売日：2022/10/31
（2024年 5月 6日 13時 25分 追加）
https://www.youtube.com/watch?v=6cHJ5R-bV20&t=2729s