ところでそのRecorder 2を耳にした事がある方ならお気付きかと思いますが、このソースは基本確かに卓越した超高音質ステレオソースなのですが、集中して注意深く聴いていると時折り僅かにMonoになるシーンがあるなど細かい不備が割と多く、音質は抜群に良いのにチラホラと粗が見え隠れするソースでもありました。またRecorder 1同様にショウ第1部冒頭の「Speak To
Me」が欠落しているなど、全長版の観点でも元から完全無欠ではありません。しかしそうした玉に瑕な欠点を、収録時間が違う他の2種ソースでマトリクス(=音源と音源をデジタル上で重ねる)修復し、足りない部分は部分補填する事で当日の楽音とショウの流れをパーフェクト再現・擬似完全版にする事は充分に可能な筈です。どこかしら欠けていたパートもこれによってシームレスに繋がりフル尺の全長版となる事で完全性が増し、改めて音の精査をする事でサウンドの整合性も取れ、結果としてこの72年ハリウッドボウルの理解度をかつてないほど深められる最良の手引きとなる筈です。また当日のドキュメンタリーとしての資料性も高まる訳ですから、むしろこれまで何故それが為されなかったのか不思議なくらいではないでしょうか。それを実現したのがこの最新作、そう、音源史上初となる72年ハリウッドボウルのコンプリート・マトリクス全長版なのです!!
★【Recorder 2 (※ First generation R2R)】
ステレオAUDソース。
本最新作の中核を成すメイン音源で、名手ロブ・バートランド氏が収録した傑作ソース。初登場した1990年代以降最もポピュラーなテープソースですが、中でもオープンリール・テープで収録された彼の大元マスターから別のリールテープへ収録されたもの、すなわちリール・トゥ・リールの1st genとしてネット公開されたアッパー版ソースは最高の音質を誇ります。今回使用のバージョンは勿論" First
generation R2R"、すなわち過去最高であったものと同音源のベスト・バージョンを使用しています。
★【Recorder 3】
モノラルAUDソース。
2008年に突如出てきたソースで、音質的には3種音源中で最も劣ります(※ しかもモノラル)。しかしRecorder 1と2では欠落していたショウ冒頭の「Speak To Me」を完全収録しているほか、曲間のチューニング・シーンをRecorder 1と2よりも長尺で収録しているなど、その資料的価値を無視出来ない重要音源です。ちなみにここで聴ける「Speak To
Me」は、厳密にはアマチュアカメラマンによって8mmカメラで収録された映像に入っていたもので、実のところRecorder 1~3とも違う" Recorder 4 "とも呼べるものですが、この曲以外は殆ど断片的にしか残っていないので便宜上ここではRecorder 3に含めています(※ 最も音像が鮮明なアッパー版です)を使用しています。
是非とも本作を手に取り、極まるこの興奮を御体験下さい!!
Hollywood Bowl, Los Angeles, CA. USA 22nd September 1972
Disc 1 (68:16) The Dark Side Of The Moon : 1. Speak To Me 2. Breathe 3. The Travel Sequence 4. Time 5. Home Again 6. The Great Gig In The Sky 7. Money 8. Us And Them 9. Any Colour You Like 10. Brain
Damage 11. Eclipse
12. One Of These Days 13. Careful With That Axe, Eugene
Disc 2 (62:08) 1. Tuning 2. Echoes 3. A Saucerful Of Secrets 4. Set The Controls For The Heart Of The Sun
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ところでそのRecorder 2を耳にした事がある方ならお気付きかと思いますが、このソースは基本確かに卓越した超高音質ステレオソースなのですが、集中して注意深く聴いていると時折り僅かにMonoになるシーンがあるなど細かい不備が割と多く、音質は抜群に良いのにチラホラと粗が見え隠れするソースでもありました。またRecorder 1同様にショウ第1部冒頭の「Speak To Me」が欠落しているなど、全長版の観点でも元から完全無欠ではありません。しかしそうした玉に瑕な欠点を、収録時間が違う他の2種ソースでマトリクス(=音源と音源をデジタル上で重ねる)修復し、足りない部分は部分補填する事で当日の楽音とショウの流れをパーフェクト再現・擬似完全版にする事は充分に可能な筈です。どこかしら欠けていたパートもこれによってシームレスに繋がりフル尺の全長版となる事で完全性が増し、改めて音の精査をする事でサウンドの整合性も取れ、結果としてこの72年ハリウッドボウルの理解度をかつてないほど深められる最良の手引きとなる筈です。また当日のドキュメンタリーとしての資料性も高まる訳ですから、むしろこれまで何故それが為されなかったのか不思議なくらいではないでしょうか。それを実現したのがこの最新作、そう、音源史上初となる72年ハリウッドボウルのコンプリート・マトリクス全長版なのです!!
★【Recorder 1】
ステレオAUDソース。
1970年代に登場した3枚組のマニア向けLP『CRACKERS』に使用された最も歴史の古い、しかし非常に良質な収録です。現在では後年登場するRecorder 2の次に良い音源として知られていますが、72年ハリウッドボウルと言えばむしろこれを想起する古豪のファンも多いでしょう。今回は既発盤ではなく、近年新登場したネットのLPリッピング音源を使用しました。ノイズが若干目立ちますが、リダクションが控え目なぶん各既発盤よりもストレートで表情豊かな音像となっています。
★【Recorder 2 (※ First generation R2R)】
ステレオAUDソース。
本最新作の中核を成すメイン音源で、名手ロブ・バートランド氏が収録した傑作ソース。初登場した1990年代以降最もポピュラーなテープソースですが、中でもオープンリール・テープで収録された彼の大元マスターから別のリールテープへ収録されたもの、すなわちリール・トゥ・リールの1st genとしてネット公開されたアッパー版ソースは最高の音質を誇ります。今回使用のバージョンは勿論" First generation R2R"、すなわち過去最高であったものと同音源のベスト・バージョンを使用しています。
★【Recorder 3】
モノラルAUDソース。
2008年に突如出てきたソースで、音質的には3種音源中で最も劣ります(※ しかもモノラル)。しかしRecorder 1と2では欠落していたショウ冒頭の「Speak To Me」を完全収録しているほか、曲間のチューニング・シーンをRecorder 1と2よりも長尺で収録しているなど、その資料的価値を無視出来ない重要音源です。ちなみにここで聴ける「Speak To Me」は、厳密にはアマチュアカメラマンによって8mmカメラで収録された映像に入っていたもので、実のところRecorder 1~3とも違う" Recorder 4 "とも呼べるものですが、この曲以外は殆ど断片的にしか残っていないので便宜上ここではRecorder 3に含めています(※ 最も音像が鮮明なアッパー版です)を使用しています。
是非とも本作を手に取り、極まるこの興奮を御体験下さい!!
Hollywood Bowl, Los Angeles, CA. USA 22nd September 1972
Disc 1 (68:16) The Dark Side Of The Moon : 1. Speak To Me 2. Breathe 3. The Travel Sequence 4. Time 5. Home Again 6. The Great Gig In The Sky 7. Money 8. Us And Them 9. Any Colour You Like 10. Brain Damage 11. Eclipse
12. One Of These Days 13. Careful With That Axe, Eugene
Disc 2 (62:08) 1. Tuning 2. Echoes 3. A Saucerful Of Secrets 4. Set The Controls For The Heart Of The Sun
2CDR(AUD REC)/ NO LABEL PRODUCT
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