商品はシロアリ、クロアリ、ノミ、ゴキブリ等の害虫駆除に使用するホウ酸塩水溶液を1000ｍｌ容器に入れたもののになります。ホウ酸水のホウ酸濃度にはいろいろな表現方法がありますがこの水溶液は次の通りです。
清水1000mlにホウ酸（オルトホウ酸）を２５gとホウ酸塩を３０g以上溶解反応させ溶解濃度40％以上の水溶液。
水溶液1000mlにはホウ酸として濃度が２4％以上となるようにホウ酸塩を調整して生成したホウ酸水。
＊「以上」の表記はそれよりも大きい数字という意味です。
水溶液について
この水容液は清水にホウ酸塩が通常の10倍程度溶けています。
通常、ホウ酸（H3BO3またはB(OH)3）は10℃の水100,mlに3.95g（20度で4.8ｇ）しか溶けず、その他のホウ酸塩も同じ程度しか溶解しませんが、この水溶液は水100mlに５５ｇ 以上のホウ酸塩が常温で溶解したものです。
この水溶液は、１、ダニ、シロアリ、ゴキブリやクロアリなどの昆虫害虫の死に至らしめ、２、菌類の細胞壁に働きかけ腐朽菌などに抵抗し抑制する（用途により木材やセルロースに難燃性を与える）人体への安全性（毒性）を持ち合わせた無機ホウ素化合物水容液です。
ホウ酸塩以外の添加物は含まれていません。
ホウ酸塩の中でも有機系や劇薬、危険に分類されているものは一切使用していません。
ホウ酸水溶液の結晶の析出について
このホウ酸水は常温となっても直ちに結晶の析出は生じませんが、低温になりがちな季節柄ということもあり、お住まいの地域にもよりますが、より早期に水溶液中に結晶が生じると予想されます。
その場合はパックごと湯煎することによって再度結晶を溶解させ、常温でも結晶化しない水溶液に戻ります。詳細は書類にして同封いたします。＊この水溶液の再生化は何度でも行うことができますが、パックの耐用を踏まえて500mlとしています。
寒い時期に添加剤を使用せずに析出を抑え続けるは不可能です。また、高濃度ホウ酸水を長期に渡り保存することもできません。そういったホウ酸水は１５％以下に濃度を下げるか、添加剤を含めることになってしまいますが、もちろんこのホウ酸水溶液は高濃度を保ちつつ無添加となっています。
溶けているものについて
水溶液中にはホウ酸およびホウ酸塩が溶けています。これらは「無機ホウ素化合物」といい、ダニ、シロアリ、クロアリ、ゴキブリなどの昆虫対策の効果は水で流されない限り半永久的に持続します。もちろん木材を腐らせる原因となる腐朽菌（菌類）の発生を抑制し難燃対策にもなります。
＊画像3．４は有効なホウ酸濃度が高ければ高い程オレンジ色に発色する試薬の画像です。
使い方
必要に応じで使用直前にきれいな水で薄めてください。
水溶液はスプレーやハケ塗りで使用できます。
送料金額は（ヤフオク!ガイドライン細則に従い）送料＋梱包代等の全国一律金額となりますので、何卒ご理解ください。
Ｑ，ホウ酸とホウ酸塩の違いは？
Ａ，ホウ酸塩の中にホウ酸が含まれています。本水溶液のホウ酸塩はホウ酸の持つ害虫、腐朽菌、難燃および安全性が同質なものを使用しています。本水溶液中ではホウ酸として存在しています。
Q，ホウ酸塩鉱物とは何ですか？
A，鉱物学において、「ホウ酸塩からなる鉱物をホウ酸塩鉱物」と説明されています。ホウ酸はホウ酸塩鉱物から生成されています。
Q，ホウ酸塩鉱物とホウ酸塩、ホウ酸の違いは何ですか？
A，
ホウ酸は、ホウ酸塩鉱物のホウ酸塩から作ることができます。
白米は、稲の果実である籾（もみ）を玄米にし、玄米を精米して作られますが、この関係とにています。
籾≒ホウ酸塩鉱物
玄米≒ホウ酸塩
白米≒ホウ酸
Qポリホウ酸ナトリウムの水溶液との違いは何ですか？,
A,ポリホウ酸ナトリウムの最高濃度は２５度で２３％と言われていますが詳細は不明です。ホウ酸よりも分子が大きいホウ酸塩だと思います。
害虫（シロアリ）に対して
実験では昆虫が摂取するホウ酸量が多いほど摂取後の生存可能期間が短くなります。
Q,シロアリに対して忌避性があるという事でしょうか。
A、ホウ酸には虫に殺虫効果があるのみで、虫が避けて嫌がるような忌避性はございません。つまり、虫はホウ酸を毒だと認識できません。一部のアリやハチなどで、巣の安全を確かめる先遣隊が、ホウ酸により殺虫されることで寄り付かなくなるという点で忌避様はあると思われます。
Q,ホウ酸はゴキブリにどのくらい効きますか？
A,ホウ酸のゴキブリに対する毒性は接種されることによって発揮されます。ご参考までにゴキブリ対策に使用される市販ホウ酸団子中の平均ホウ酸含有量は30％です。
カビ、菌に対して
Q,殺菌効果はありますか？
A、医薬品または医薬部外品の場合に使用できるのが「殺菌」ですが、ホウ酸は殺菌とは異なる場合が多く、菌類が増殖ができない環境を作り出す効果を持ちます。
ホウ酸水溶液の結晶の析出について
このホウ酸水は常温となっても直ちに結晶の析出は生じませんが、低温になりがちな季節柄ということもあり、お住まいの地域にもよりますが、より早期に水溶液中に結晶が生じると予想されます。
寒い時期に添加剤を使用せずに析出を抑え続けるは不可能です。また、高濃度ホウ酸水を長期に渡り保存することもできません。そういったホウ酸水は１５％以下に濃度を下げるか、添加剤を含めることになってしまいますが、もちろんこのホウ酸水溶液は高濃度を保ちつつ無添加となっています。