鹿の子絞りをほぼ全体に配しながら大きな牡丹を上に描き、変形させた地紙を模ったような白場に菊、桔梗、桜や紅葉に飾られた源氏車を幻想的に浮かび上がらせるという、化繊ですが大変凝った柄行の7歳用祝い着です。左前を飾る大きな牡丹は金駒刺繍で縁取られ、八掛と同じ檜垣紋（しかも鹿の子柄）の布地を袖口裏にも付けて、裾には吹き綿も入り、細かい部分まで丁寧な仕上げです。一応中古扱いですが、使用感殆どなく大変きれいな状態です。表・裏地とも化繊、肩上げ8cm,腰上げはありません。
身丈：129㎝、裄：48(+8)㎝、袖丈：73cm
ゴールドを基調に、籠目と菊やボタンを描き、垂れがアシンメトリーの大寸作り帯、バッグと裏にのみ使用感がある草履（２１㎝）はお揃い、鶴の刺繍が鮮やかな筥迫と丸くげはお揃いです。いずれも中古で、概ね良好な状態です。
正絹の肉厚四つ巻きの絞り帯揚げと正絹のしごきは中古ですが美品です。それに末広、ビラ簪で一式となります。
入念にチェックは行っておりますが、至らない点もあるかもしれません。美品とはいえ中古品のセットですので、新品同様の完璧さを求める方、細部にこだわる方、難に厳しい方、神経質な方はご購入をお控えください。ご質問はお気軽にどうぞ！
