1893-1958 春陽会々員、東京都生まれ、葵橋の洋画研究所に入り岸田劉生と交友、明治45年フューザン会を結成して当時としては革新的な、フォーヴ風な作品を発表した、大正4年更に岸田劉生等と草土社を創立した、草土社時代は劉生の影響をつよくうけ、精神主義的な傾向のつよい写実描写に入っていった、芝居、東京風俗などを扱った作品が多く、独自の画風をみせている、戦後は浅草風俗などのほか、自宅周辺の風景を題材として一層観照を深めていった、油絵のほか、永井荷風の「墨東締課」をはじめ挿絵画家としても優れる、批評・翻訳などの文才もあり、演劇刺や映画の時代考証、文筆にすぐれ「東京繁昌記』で1959年日本芸術院賞恩賜賞、西欧的な教養をもち、東京下町の人情風俗に限りない愛着をよせていた東京人であった
真作
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美術年鑑 2015年 物故欄掲載
評価額 1号につき 70万円
1893-1958 春陽会々員、東京都生まれ、葵橋の洋画研究所に入り岸田劉生と交友、明治45年フューザン会を結成して当時としては革新的な、フォーヴ風な作品を発表した、大正4年更に岸田劉生等と草土社を創立した、草土社時代は劉生の影響をつよくうけ、精神主義的な傾向のつよい写実描写に入っていった、芝居、東京風俗などを扱った作品が多く、独自の画風をみせている、戦後は浅草風俗などのほか、自宅周辺の風景を題材として一層観照を深めていった、油絵のほか、永井荷風の「墨東締課」をはじめ挿絵画家としても優れる、批評・翻訳などの文才もあり、演劇刺や映画の時代考証、文筆にすぐれ「東京繁昌記』で1959年日本芸術院賞恩賜賞、西欧的な教養をもち、東京下町の人情風俗に限りない愛着をよせていた東京人であった
真作
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