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（2023年 6月 10日 12時 48分 追加）
木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』
2023年7月1日（土） 14:00開演（13:30開場／17:00終演予定）
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール
古典を現代に呼び覚ます“運動”を続ける木ノ下歌舞伎。
糸井版 摂州合邦辻は、糸井幸之介の音楽・演出と木ノ下歌舞伎のタッグが、長い変遷を辿る「摂州合邦辻」の系譜に刻まれるべく、新たな音楽劇の創作に挑んだ舞台です。
生と死、聖と俗。
〈昔〉と〈今〉の往還が、都市に生きる人々の“生”を照らし出す。
説経節『しんとく丸』『愛護の若』や能『弱法師』などを元にした浄瑠璃作品『摂州合邦辻』。
古来より脈々と語り継がれてきたこの物語を、糸井幸之介の音楽・演出×木ノ下歌舞伎のタッグにより、ふたたび現代に紡ぎ直す音楽劇。
三度目の再演となる今回は、台本の増補と新曲を追加した〈決定版〉こと2020年ヴァージョンのキャストが再結集。
古典を現代に呼び覚ます“運動”を続ける木ノ下歌舞伎のひとつの到達点が、今ここに。
あらすじ
大名・高安家の跡取りである俊徳丸は、才能と容姿に恵まれたがゆえに異母兄弟の次郎丸から疎まれ、継母の玉手御前からは許されぬ恋慕の情を寄せられていた。
そんな折、彼は業病にかかり、家督相続の権利と愛しい許嫁・浅香姫を捨て、突然失踪してしまう。
しばらくして、大坂・四天王寺に、変わり果てた俊徳の姿があった。
彼は社会の底辺で生きる人々の助けを得ながら、身分と名を隠して浮浪者同然の暮らしをしていたのだ。
そこに現れる、浅香、次郎丸、玉手と深い因縁を持つ合邦道心。
さらに、誰にも明かせない秘密を抱えたまま消えた玉手が再び姿を見せた時、物語は予想もしない結末へと突き進む。
※『摂州合邦辻』とは
安永2年（1773年）に大坂で初演された菅専助作の浄瑠璃作品。
古くから民間に伝わる「しんとく丸伝説」を下敷きに、能の『弱法師』や説経節の『しんとく丸』『愛護の若』などの要素を複合させた脚色が施され、人気を博した。
主な役名に実在の地名を当てはめるなど、舞台である大坂との繋がりを意識した内容になっている。
作：菅 専助、若竹笛躬
監修・補綴・上演台本: 木ノ下裕一
上演台本・演出・音楽: 糸井幸之介（FUKAIPRODUCE 羽衣）
音楽監修：manzo
振付：北尾 亘
[キャスト]
内田 慈、土屋神葉、谷山知宏、永島敬三、永井茉梨奈、飛田大輔、石田迪子、山森大輔、伊東沙保、西田夏奈子、武谷公雄
企画制作：ロームシアター京都、木ノ下歌舞伎／一般社団法人樹来舎
製作：ロームシアター京都
共同製作：穂の国とよはし芸術劇場PLAT、KAAT神奈川芸術劇場
ロームシアター京都レパートリー作品（初演2019年／再演2020年）
※お値段はチケットは1枚分のお値段です。複数ご希望の節は、枚数分のご入金をお願いいたします。最大4枚までご提供できます。
お座席は1階の中央ブロック（1A-1G列の11-22番）のいずれかです。複数ご希望の場合は、前後のお席になる場合がございます。
落札後、ご入金いただき、ご希望をお知らせください。できるだけご配慮いたします。よろしくお願いいたします。
※ご不明な点は早めにご質問ください。重ねてお願いいたします。
（2023年 6月 10日 12時 48分 追加）