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イチジクの『マスイ ドーフィン』
いちじくは、独特の食感と熟した甘みが魅力の果物で、初心者にも育てやすいため、近年、栽培される方が増えています。
国内で販売されるいちじくの約8割が「桝井ドーフィン(ドウフィン)」です。
1909年(明治42年)に広島の棚井氏がアメリカから日本に持ち帰ったもので、栽培のしやすさと日持ちのよさから全国に広まりました。
熟すと果皮は赤褐色になり、白い果肉の中心が淡い赤になります。ほどよい甘みとさっぱりとした風味があり、生食のほかジャムなどにもおすすめ。
果業は80~200gと幅広く、8月~10月頃に収穫されます。
5号ポットに入っています。
【育て方】
■置き場所・日当たり
温暖地では庭植え可能です。
冬期にマイナス2℃以下になる地域では、鉢植えにして室内などで冬越しさせる方が無難です。
日光を好むので、庭植え、鉢植え共に日当たり良好な場所を選びましょう。
元肥を施し、植付け後はたっぷり水をやってください。
■植付け後の管理
水切れに弱いので夏場の水切れに注意します。
肥料は5月はじめと12月に、有機肥料などを根元に施します。
■剪定と収穫
夏果用(収穫:7〜8月):秋の収穫後、枝先を切らずに残す。
秋果用(収穫:8〜9月):落葉後12月〜2月の間に枝元の2芽を残して切る。
※収穫量が多く甘いのは秋収穫です。
■越冬
寒冷地では、鉢植えは無暖房の室内などに取り込んで冬越しさせます。
記載すみ