金属部カラー：シルバー系
主素材：金属、UV硬化性レジン
軸部：木製
包装：黒色長方形ボックス（縦約205㎜×横約50㎜×高さ約25㎜）、内容物保護用ペーパー、装飾紐など
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旧世界旅行記 番外編①
傾国の美女、という言葉は聞いたことがあるだろうか。歴史上に悪名高い美女たちがそう呼ばれていることが多いが、魔法や魔術を使う者の中にもそう呼ばれるものが存在する。
これはある1本の杖を通して国を傾げ、あるいは滅ぼした3人の魔導師たちの口伝。
エピソード：ラプラス
昔々あるところで海神ポセイドンの子と港のラッパの名手が対決した時、決着の末にとある杖が産まれた。
その杖はその地で祀られていたが、ある時大規模な戦火に巻き込まれ、ラプラスという男の手に渡ることとなる。
ラプラスは魔導騎士であったが、蛇使いの杖を手に入れて国盗りを試みたそうだ。
理由は「無能な王に仕えたくない」という単純明快なものだったが、蛇をけしかけて王を暗殺して判明したのは議会の腐敗であったという。
議会の者たちは無能な王を傀儡とし、自分たちの私服を肥やしていたのだった。
私服を肥やしていた議会の者たちは自らの身分を隠し、「ラプラスという魔導騎士が議会の者と王を皆殺しにした」とふれ回りながら逃亡した。
すぐさま捕らえられ、杖共々火あぶりとなったラプラスだが、その魂は不浄とされ灰すら7度焼かれてその後野ざらしとなった。
国の崩壊のきっかけを作ってしまった彼は、話に尾ひれを付けられて今第まで悪の魔導騎士として語られ続けている。
一方の国の方は、議会のものたちに捨てられたなどとはつゆ知らず、国民は残された王妃に王としての任を求めた。
王妃も勇んで王となったが、為政を支えるものが誰もおらず瞬く間に廃れていったのだそうだ。
古の教訓としてこの話を知る者は多い。
ーーーーー傾国の魔道士の杖の口伝①
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杖状の装飾をしておりますが、ベースの素体は木製の簪ですので簪としてもお使いいただけます。
パーツの固定などには気をつけておりますが、ひっかかりや髪の巻き込みなどによりパーツの破損がおこりうる可能性があります。
不安な方はお団子へ装飾する形でお使いくださいませ。
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⚠️各パーツは全て手作業で調整しておりますので、同じものはひとつとして存在しません。
オーダーメイドをご希望の方は御手数ですがお問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします🙇🏻♀️
こちらの作品にUV硬化性のレジンを使用しております。
経年劣化して琥珀色に変色いたしますので、ゆっくりと色が変わるのもお楽しみいただける方にお譲りいたしたい所存です。
ご使用にならない場合はケースなどに入れてご保管になられるかと思いますが、プラスチック類や他の樹脂製品と長期間触れさせた状態でご保管になられますと稀に癒着し破損する場合があります。
お手数をお掛けしてしまいますが、マス目のついたケースなどで個別にご保管頂きますとリスク軽減になるかと思います。
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素人作品ですので作品には表面の模様、細かな気泡や微かな傷、パーツの僅かな歪みなどが出ている場合がございます。
工場生産品のような完璧さをお求めの方へはご期待に添えませんのでご注意くださいませ。
ディスプレイの仕様などにより、表示画像は色味に差があります。
お手元に渡る商品と色味が少し異なる場合がありますので、神経質な方はご注文をお控えください。
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ご購入後の返品は破損を除き受付いたしませんので、ご不明な点や気になる事柄がございましたら、お買い求めの前にお気軽にお問い合わせください。
