メタモルフォーシス天開ロックグラス・青 切子工房箴光

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販売情報
  • 現在の価格

    69850円

  • 出品個数

    1点

販売者情報
  • 出品者名

    切子工房 箴光(しんこう)minne支店

  • 出品者ID

    kousaito

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  • メタモルフォーシス天開ロックグラス・青 切子工房箴光_9
  • メタモルフォーシス天開ロックグラス・青 切子工房箴光_10
https://www.youtube.com/shorts/Io6ufSYxw5E?feature=share
動画もございますので、ご参考下さい。

切子工房 箴光(しんこう)製品ページURL:https://www.kirikoshinkou.com/formcategory.html
体裁が整っていて見やすいと思うので公式ホームページの製品ページもぜひご覧ください。

独立切子士 斉藤光が手掛ける切子。
創業100年以上の江戸切子の工房で修行後、ブランド名無しで独立。
現在は年間1000個以上の熟練職人並みのカットを行い、自社販売だけでなく、他社のデザイン開発&ブランド開発も手掛けたりしながら日本の第一線で活躍中。


製品説明
製品名:メタモルフォーシス天開ロックグラス
寸法:口元直径φ92mm×高さH95mm
内容量:340ml
製品コード:SK-K-ki-190

デザインのテーマを決めて製作しましたが、見る人によって多種多様に確実に印象が変わると思いました。

私が定義付けして見方が狭まるよりも、みなさんが見て感じたように定義してもらえればと思います。


見る人によって変異するデザイン、すなわちメタモルフォーシスと名付けました。

メタモルフォーシスとは幼虫であるサナギから成虫である蝶になる際に、体の作りが全く違う生物のように変化するという意味です。

実際に行きつけのオーセンティックなBARでは、
「花火のようだ」
「雪国の蓑(みの)みたいで日本を感じる」
「万華鏡みたい」
のようなお声を頂きました。


このように見る人によってデザインが変化して見えるのがこのグラスのネーミングの狙い目だったので、成功と言えます。



底の角はざっくり斜めに平らに削っており、六角形を構成しております。
それの目指すところは、手触りの良さです。

私は切子を説明するときに「ガラスの表面をカットして模様付けをすること」といつも人に説明しておりました。


しかし、とある機会にガラス自体の形状を変えて楽しむといった概念を知りました。


底の角を落として六角形にしたエッジの部分は型押しのガラスでは絶対に表現できない触り心地良さがあり、切子を使っている心地良さを手の感触から感じることができます。


また側面にも深めのカットしており、その手触りも切子ならではのものです。
手触りを出すための機能がデザインにつながる機能美となるものです。



また口元部分にも細工があります。
口元が円ではなく、少し弧を内側に描いています。
口元側に傾斜をつけて擦ることで口当たりがとてもよくなります。

この口当たりの良さは流行りの薄張り(うすはり)のグラスの口当たりとはまた別の種類の口当たりの良さがあります。

最初に使用される時にお水を飲んでほしいのですが、口当たりの良さによってお水がすごく美味しく感じるかと思います。



側面に伝統的な文様の菊繋ぎ、菊籠目、八角籠目のカットをしております。

菊は長寿、無病息災、高貴、高潔など縁起の良い意味を持った文様です。
菊繋ぎと菊籠目は当工房で通常行うカットの半分のサイズにしております。
その繊細さをグラスから感じて頂けていると思います。

八角籠目は籠の編み目で悪い物を取り除くという魔除け、厄除けの意味があるこれもまた縁起の良い文様です。


菊繋ぎ、菊籠目、八角籠目は伝統的な文様のカットの中でもトップ3くらいに難しいカットで、グレードの高い作品になるようにあえて選択しています。


圧倒的なオリジナルデザインと伝統的な文様を帯状等にしてくっきり分断することなく、きれいに融合させた傑作です。


カットグラスの1つの完成形であり、今後100年あるいは200年経ってもその美しさは衰えることを知らないでしょう。


自分用、贈り物、祝い事、インスタ映え等にご検討ください。
当工房の切子は江戸切子の伝統的な手法である「手磨き」という今は数えるほどの工房でしか行っていない失われつつある技術を用いて磨いています。

一方、世の中には「酸磨き」という酸にガラスを浸けてガラス全体をボロボロに溶かしながら磨くものもございます。

当工房の切子はカット面を1本ずつ研磨して磨いておりますので、ガラス本来の強度は失われておらず、たわしでゴシゴシ洗って頂いても構いません。

私も自作の切子を8年ほど使っておりますが、欠けたりせずにずっと使えておりますので、強度に関しては一般的なガラス製品のレベルで問題ありません。

熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。

取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
切子の取り扱い方、使い方→https://www.kirikoshinkou.com/kirikoatukaikata.html